しかし、なぜいま、アラビア語圏でバズっているのでしょうか?

専門家に話を聞いてみると・・・。

東京外国語大学 青山弘之教授
「アラブの人たちって、私たちがどういう生活をしているのか想像もつかないので、別の惑星で暮らしている人たちだというイメージが強い。ベタ踏み坂もそういう文脈の中で、写真を見ると垂直に切り立っている橋があって、そこを車が自由に往来しているすごい国だというようなイメージでどんどん注目されていったんだと思います。」

ところで、このそびえ立っているように見える橋、実際はそこまで急勾配なわけではありません。

一体どうやったらこのように撮影できるのか?
プロのカメラマンにスマホでも手軽に撮れる技を教えてもらいました。

あなたの一生の専属カメラマン 遠藤波津輝さん
「島根県側の方がおすすめ。より壁っぽく見せるためには、坂の下よりちょっと離れたほうが壁っぽく写る。」

坂のすぐ下よりも、道路の突き当りギリギリまで行った場所から撮影したほうが
いいとのこと。

小林健和キャスター
「これアップにした方がいいんですかね?」

遠藤波津輝さん
「そうですね、アップにした方がより迫力のある感じになると思う。」