見切り発車? 有識者も決まらず開始直前で混沌とした状況に
高柳キャスター:
開始の1時間ほど前になって、かなり混沌としている状況ですが、野党側としてはどのような声が出ているのでしょうか。

TBS報道局政治部 野党担当 堀宏太朗 記者:
もともと、国民の玉木代表は「国民会議と名乗る以上は、できるだけ幅広い参加を募ってやった方がいいものができるんじゃないか」と話していました。要は、方向性が一緒の人だけではなく、反対する人も一緒にやった方がいいのではないかということです。
あとは他の野党幹部からも、先ほど星さんもおっしゃっていましたが、「失敗したら責任転嫁されるんじゃないか」「高市さんの“やっている感”のアピールを応援するだけなんじゃないか」といった声が上がっていました。

一方、政権側の思惑として、ある政権幹部は「原案を検討するには共通認識がないといけない」と話しています。これはどういうことかというと、国民会議は結論を出す場ではなく、原案を作る場所だということです。
つまり政権側は「方向性が一緒でないと原案を作り上げることもできないし、その原案をもとに国会でさらに議論しましょう」という2段階の考え方をしています。
高柳キャスター:
このあと午後5時45分から国民会議ですが、結局、参加する政党は日本維新の会と自民党とチームみらいということになりそうですね。
出水キャスター:
しかも、まだ有識者の方も決まっていないということで…。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
経団連の幹部や労働組合連合の幹部が出るということですが、おそらくそのメンバーはまだこれからです。
高市総理は、とにかく早く形だけ作ってスタートした格好を見せたいと考えているでしょうし、そこに野党が乗ってくるかどうか、もう少し時間がかかります。
来週から予算委員会が始まるので、しばらく議論した上で判断することになると思います。
高柳キャスター:
会議時間は15分ということですが、何を話す時間になるのでしょうか?

TBS報道局政治部 野党担当 堀宏太朗 記者:
初回の会合なので、おそらく顔合わせという意味合いがまず大きいです。
あとは「こんなことを議論していきましょう」という認識合わせというか、大まかな方向性は共有するのではないかと思います。
出水キャスター:
これから国民会議が設置され、議論が進んでいくことを私たちは願っていますが、ある種では見切り発車のように見えます。
誰が参加するか、まだ枠組みもそこまで決まっていないような状態のまま走り出してしまうと、会議の中身は私たちのところに届いてくるのかという不安もあります。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
税金の問題は、非常に事務的な手続きが複雑です。今回も財源や、外食産業の手当をどうするかや、農作物を作っている方をどうするかなど、ものすごくたくさん課題があります。
こういうアバウトな仕切りで果たして済むのかという点から考えると、スタートでややつまずきそうな雲行きになってきていますよね。
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<プロフィール>
堀宏太朗
TBS報道局政治部 野党担当
スポーツ局出身 巨人・ロッテ番など
星浩さん
TBSスペシャルコメンテーター
1955年生まれ 福島県出身 政治記者歴30年














