ミラノ・コルティナオリンピックのフィギュアスケート・ペアで金メダルを獲得した、“りくりゅう”ペアの三浦璃来選手(24)と木原龍一選手(33)。偉業達成を受け三浦選手の出身地・兵庫県宝塚市は、市が配布する広報誌3月号の表紙を急きょ差し替えました。

 新たに表紙になったのは2人が金メダルを掲げる写真です。「感動をありがとう!」とメッセージが添えられています。

 宝塚市によりますと、差し替えをしたのは、印刷の「前日」だったということです。

 宝塚市の広報誌は毎月、市内の全戸(約11万戸)に配布。3月号には「新年度の施政方針」の特集記事のほか、市の施策や暮らしやイベントに関する情報などを掲載しています。

 こうした掲載内容から、表紙について市は当初、市長の写真や市の全景写真を検討しつつ、冬季五輪の開催時期であることから、“りくりゅう”がメダルを獲得した場合は2人の写真にする方針でした。

 すると日本時間2月9日に行われたフィギュア団体で日本が銀メダルを獲得、2人の競技写真を表紙にして発行準備を進めていました。

 ただ、印刷の前日2月17日に行われる個人戦ペアのフリープログラムを念頭に、印刷業者に対しては「結果次第で表紙を差し替えたい」と伝えていたということです。

 結果、金の写真に差し替えることができました。3月号は、26日から市役所や、市の図書館など公共施設でも少部数を配布しているということです。

 市の担当者は、「三浦璃来選手の功績に感謝し、偉大な選手が宝塚市出身であることを市民に知ってもらい、市に愛着をもってもらいたい」としています。

 宝塚の広報誌は、2024年パリ五輪で、飛び込みの玉井陸斗選手が銀メダルを取った際も表紙に掲載していました。