多い所で9割が死ぬ壊滅的な今シーズンの被害

カキの大量死が明らかになったのは2025年秋でした。

呉市のカキ養殖業者
「(死んだカキが)もう8割から9割弱だと思います。今、選別しているんですけど、ほとんどが空なんですよ」

広島県内のカキ養殖では例年、3割から5割のカキが死んでいます。しかし今シーズンは多い所で9割が死ぬという壊滅的な被害が各地で確認されました。

農林水産省 鈴木憲和 大臣
「本当にほとんどのものが、へい死しているという状況」

スーパーの鮮魚コーナーではカキが品薄の状態に。デパートのお歳暮商戦やふるさと納税の返礼品にも影響が広がりました。広島県の横田知事は出身官庁の農林水産省を訪れ、緊急の支援を要望しました。

広島県 横田美香 知事
「現場の方々は非常に不安なんですね。国においても財政的な支援やオールジャパンで技術的な面で支えてもらいたい」

一方で、海域によって被害が異なることも分かってきました。大竹市の業者では死んだカキは4割と例年並み。身も大きく育っているといいます。

国民民主党 玉木雄一郎 代表
「品質自体はいいですか?」

大竹市のカキ養殖業者
「これ、におってください。臭みがない。味がまろやか」

玉木代表
「めっちゃうまい!」