観察のポイントは?
仙台市天文台 迫千紘さん「肉眼でも月食はバッチリ楽しめる現象なんですが、双眼鏡があると、欠けている縁の部分などがより詳しくご覧いただけますので、お持ちの方は双眼鏡も使って観測していただければと思います」
月の色合いにも注目です。
仙台市天文台 迫千紘さん「皆既中の赤い月は、どれくらい赤く見えるかというのは皆既月食その時々によって変わりますので、写真に撮ってみたり、余裕のある方はスケッチしてみたりして、どれくらい赤いかというのを確かめてみていただければと思います」
皆既月食は、大気中のチリが少ないときは明るいオレンジ色に、チリが多いときは赤黒く暗い姿に見えると言われています。地域によって違う色に見えるかもしれませんし、過去に皆既月食の写真を撮ったことがある方はその時と見比べてみると面白そうです。迫さんは、皆既の前後、月の一部分が欠けている部分食の時間帯も注目してほしいと話します。
仙台市天文台 迫千紘さん「月食は地球の影に月が入っていく現象ですので、月が欠けていく部分、そこに地球の影があります。さらに影の縁に沿って丸をつくってあげると、地球の影の大きさをだいたい見積もることができます。空で見ますと、月が3個並ぶくらいの大きさですので、ぜひそこにも注目してください」
皆既月食は、太陽-地球-月がこの順番で一直線に並んだ時に見られる現象です。月が太陽の反対側に来る満月は約29.5日の周期でめぐってきますが、月の公転軌道は太陽の公転軌道に対して5度ほど傾いているため、満月でもなかなか一直線にはなりません。これが月食がたまにしか起こらない理由です。また、海外で皆既月食になっても、そのタイミングで日本が太陽の方を向いている昼間であれば月食は見られません。














