約100人が免許取消や停止に 違反取り消しも「ねつ造はなかった」

巡査部長(40代)が関わった不適切な取り締まりは、2年9か月の間に、約2700件。この影響で、約100人が免許取消や停止となっていた他、約1000人が優良ドライバーでなくなるなど免許区分が変更されたということです。

巡査部長(40代)
「悪質な違反は取り締まって、道路交通の場から排除したかった」
「今思えば…間違った正義感だった」

さらに、交通違反の取り締まりでは、客観性を確保するため、取り締まった警察官を現場に立ち会わせ、「実況見分調書」を作成することもありますが…

巡査部長(40代)
「行かなくても作成できるだろ」

実況見分を行わず、別の巡査長らがネットにある地図や過去のデータを使って調書を作成し、検察庁へ提出していました。

調査結果を踏まえ、神奈川県警は約2700件の違反取り消しを決定。総額約3500万円の反則金を返還するとしました。

ただ、法定速度を守った車を取り締まるといった「違反のねつ造はなかった」ということです。