伝説の少女・稲田悦子さんから続く歴史

なぜ、これほどまでに関西に有力選手が集まるのでしょうか。かつて世界で活躍したプロフィギュアスケーター・渡部絵美さんによると、その背景には、大阪が生んだ伝説の選手、稲田悦子さん(1924年生まれ)から続く長い歴史があります。
稲田さんは1936年、わずか12歳でガルミッシュ=パルテンキルヒェン・オリンピックに出場しました。大阪天満宮の近くで育った彼女は、当時の開催地でヒトラーから「あの小さな少女は何のためにここに来ているんだ」と驚かれ、握手を交わしたエピソードでも知られています。
帰国後、彼女が後進の育成に力を注いだことが、関西のスケート文化の土壌となりました。














