公立病院の8割が赤字

こちらは、全国の公立病院のうち、赤字経営となっている病院の割合を表したグラフです。

2023年度から全国で赤字の病院が7割を超え、2024年度は8割以上が赤字という深刻な状況となっています。

八幡病院も同様で、現在の診療報酬制度ではここ数年の物価高や人件費の高騰に対応できておらず、2024年度は約16億円の赤字となりました。

なかでも、円安の影響で欧米で製造される医療機器の設備投資も経営を圧迫しているといいます。

今回の改定では、注射器や手袋など医療用品の価格高騰に対応するため、「物価対応料」として、初診料・再診料に20円上乗せが実施されますが、まだまだ病院の負担は大きいと岡本院長は話します。

北九州市立八幡病院 岡本好司院長
「バスの運賃なんて20円じゃないですよね。上がったの。電気代だってそうですよね。ガス代だって。例えばこの病院クラスだと電気代もガス代も相当かかってるんですよね。多分それもその分も払えないと思います。おそらくみんなそう思ってると思います」