「妹にアニメの世界を教えたのは…」自分を責める感情に襲われた
(渡邊勇さん)
「家で待つ立場でできることは、SNSやテレビで情報を調べ続けることだけでした。しかし、調べれば調べるほど、良い情報は一つもなく、むしろひどい情報ばかりが流れてきました。
何もできない自分への無力感と、募る不安。現地に行きたかったですが、行ったところで何ができるわけでもないことも分かっていました。ただ時間だけが過ぎていき、やがて『最も聞きたくなかった連絡』を受けることになったのです。
そのときに感じたのは、本当に今まで味わったことのない、ぐちゃぐちゃな感情でした。アニメが好きだった妹に、その世界を教えたのは、アニメやゲームが好きな僕でした。
『僕がそういう影響を与えてなければ…』
自分を責める感情に襲われました。仕事で頑張っていた彼女と自分が、代われるものなら代わりたい。そんなことばかりを考えていました」














