安さのワケは、ほぼ“自社生産”

価格の安さもBYDの大きな武器だ。

<各社のプラグインハイブリッド>
▼BYD「シーライオン6(2駆)」【398万2000円】
EV走行距離:100km/航続距離(エンジン+バッテリー):1200km
▼トヨタ「RAV4 Z(4駆 )」【490万円】
EV走行距離:95km/航続距離(エンジン+バッテリー):1221km
▼三菱「アウトランダー(4駆)」【529万4300円】
EV走行距離:106km/航続距離(エンジン+バッテリー):1000km

『BYDオートジャパン』東福寺厚樹社長:
「日本には先輩方の素晴らしいプラグインハイブリッドが数々あるので、やはり同じ価格ではなかなか選んでもらえないというのも現実。なので、よりお求めやすい価格帯はどこだろうと研究して400万円は切りたいと。本社ともだいぶネゴシエーションして何とか実現できた」

――当然採算は取れる計算。どうして安くできるのか?

東福寺社長:
「BYDはバッテリーのメーカーとして創業し、バッテリーだけではなくてモーターや半導体などいろんな部品を自社で生産できる体制になっている。ガラスとタイヤ以外はグループ会社を含めると“全て自社生産”なのでコスト競争率が非常に高い。そこをお客様にも還元する意味でお求めやすい価格付けができた」

――プラグインハイブリッドは、“ハイブリッド信仰”が強い日本での一つの突破口になりうると?

東福寺社長
「プラグインハイブリッドは、EVとハイブリッドの良いところを両方持っている。我々はシーライオン6から『スーパーハイブリッド』という名前で、ハイブリッドだけれども、さらにEVの良さを味わってもらえる素晴らしいクルマというふうにプロモートしている」