理想の葬式BGMは「ハクナ・マタタ」 “葬儀屋”を演じて強くなった思いも

――今回の葬儀社の社長である嗣江を演じられて、何かご葬儀に対する見方の変化などはありましたか?
先ほども話した祖父が亡くなった時は、うちの母を含めて祖父には娘が3人いるのですが、みんなで父親がどういう人間だったのか、語っていたんです。どんな戒名を付けるかの話もしていましたね。
みんなで「その人がどういう生き方をしていたのか」「どういう人間だったのか」というのを語り合う場でもあるのかなと、その時に感じました。
今回葬儀屋を演じることになって、作品自体でもそうですし、読んだ資料の中でも、故人と遺族がどういう関係だったのか、故人がどのようにして生きて、どのようにして死んでいったのか、ということを語り合って、それを忘れないようにするためのものが葬儀なのではないかというのは感じましたね。
何かが変わったというよりは、その感覚がより強固になったという感じです。
――まだだいぶ先のことにはなると思うのですが、ご自身の中で“こういう葬儀にしてほしい”というような希望はありますか?
自分と密に接してくれた方々と、一緒にその場を共有できたらいいなとは思いますね。僕はその時もう死んでいるとしても。
一般葬(通夜から告別式、火葬までを行う伝統的な形式)だとしても、そんなに大きくもなく、来たい方に来ていただいて、というような感じでいいんじゃないかな。
――今はご葬儀で流す音楽や遺影に使う写真も、ロックやポップスだったり写真をスライドショーで流すなど変化があると聞きます。柿澤さんはどのような音楽や遺影がいいですか?
どうでしょう…難しいですね…。(少しの間考えて)「ハクナ・マタタ」ですね!「ライオンキング」の。“心配ないさ”と(笑)。
写真は、誰かが携帯とかで撮ったいい感じの笑っている写真がいいですね。














