鈴木亮平さんとの会話で見えた二人の“共通項”
丸山さんが今回、「同じ趣向のある方だった」と深く印象に残ったと話すのが、主演の鈴木亮平さんだ。鈴木さんは今作で、リブートする前のパティシエ・早瀬陸と、早瀬がなり代わる悪徳刑事・儀堂歩の一人二役を演じ、善と悪を行き来する。
鈴木さんと話した際に、「今こういうことを調べていて、それについてどう思いますか?」と聞かれたと言い、「常に情報や意見などを貪欲に求められている姿がとても印象的でした」と話す。
そのストイックな姿勢に、「同じように探究していくことがすごく好きなタイプの方」と、共通項を感じ取った。
鈴木さんにも感じた“探究心”は、丸山さんにとっても、さまざまな世界で取材を積み重ねてきた原動力にもなっている。
中でも、テーマの一つとして裏社会を取り上げる理由を、改めて聞いた。
「裏社会的な犯罪集団は、無法者ではありますが、交渉などのやり取りの上では意外に紳士的だったりもします。それは、違法だからこそ担保になるものが“信用”しかないからです」と、生きるために環境に合わせて自らを律する彼らの姿に、“人間の普遍性”を感じている。
「違法なビジネスや犯罪に手を染めている人たちは、身分などを偽っていても感情的な部分では、本音の部分がかなりむき出しになる。僕が裏社会を取材するのが好きなのは、そういう浮き彫りになった人間性を見るのが楽しいから」と続ける。














