2022年2月、54歳の若さで急逝した芥川賞作家・西村賢太さん。東京出身の西村さんは今、自ら墓を建てた石川県七尾市の西光寺で、生涯の師と仰いだ藤澤清造(※正式には旧字体の清)と隣り合わせに眠っている。
代表作「苦役列車」のインパクトから、世間では「無頼漢(ぶらいかん)」――型破りで荒々しいアウトローというイメージが定着しているかもしれない。しかし、その素顔は驚くほど繊細で、どこか愛らしいものだった。
石川県立図書館で開催された展示イベント、そして7日に行われたKADOKAWAの担当編集者が秘話を明かしたトークイベントを通じ、作家・西村賢太の「人間味あふれる素顔」を紐解く。
【前編】『「石川の西村賢太はこれだった」無頼派のイメージを覆す1枚の写真 芥川賞作家・西村賢太の愛すべき素顔と藤澤清造への純粋な思い』から続く。














