先月、中学校の調理実習でピザを食べた生徒が体調不良を訴え救急搬送されました。塩の入れすぎが原因とみられています。
料理には欠かせない「塩」ですが、摂取量によっては命に関わる危険もあります。

調理実習で6人搬送 原因は「塩」の入れすぎ?

福岡県北九州市にある中学校で、調理実習のピザを食べた生徒8人が体調不良を訴え、うち6人が病院に運ばれました。
北九州市教育委員会は10日、この問題について「ピザの生地に規定量以上の食塩を入れていたことが原因とみられる」と明らかにしました。
ピザのレシピには「塩3つまみ」とありましたが、3つまみの量がわからず、目分量で規定量を超える塩を入れてしまったということです。
生徒は「ピザがとても塩辛かった」と話しています。

寺嶋健教授は、「食塩中毒の可能性がある」と指摘します。
食塩中毒の主な症状は▼喉の渇き▼吐き気▼頭痛▼倦怠感で、
一度にティースプーン4~5杯の摂取で、意識を失う・命の危機の可能性もあります。

東京歯科大学市川総合病院 寺嶋健教授:
慢性的な摂取も怖いですが、今回のように短期間で大量の食塩を摂取すると危険を伴うことがあります。

恵俊彰:
塩をそのまま摂るのではなく、例えばピザの生地などに入っていても同じようなことが起こるんですか?

東京歯科大学市川総合病院 寺嶋健教授:
そうですね。食塩の量が多いとやはり起こり得ますし、ピザの味などが前面に出て、食塩が非常に多く入っていることに気がつかないということもあるかもしれません。