北陸電力は、志賀原子力発電所の事務所や周辺施設にある火災感知器121個について、消防法で定められた点検を行っていなかったと明らかにしました。

点検漏れがあったのは、志賀原発の事務所や倉庫にある74個と、周辺のPR施設「アリス館志賀」などにある47個です。これらの感知器は、点検結果を消防署に報告することが法律で義務付けられていますが、北陸電力は10日、地元の消防から改善を求める是正通知書を受け取りました。

原因について北陸電力は、業務を委託していた業者が点検の方法や内容を正しく理解していなかったと説明しています。

不備があった感知器については、その後の調査ですべて正常に作動することが確認されています。また原子炉建屋などにあるおよそ2500個の感知器は別の業者が担当しており、点検漏れはなかったということです。

北陸電力は「地域の皆様に心配をかけ深くお詫び申し上げる。再発防止策を着実に実施する」とコメントしています。