2025年の発表事例は

宮城県内では2025年に3回発表され、このうち、10月1日昼前には、仙台市宮城野区付近で道路が冠水し複数の車が水没する被害が出ました。

基準に満たないまま発表していたことが判明

気象庁は、2025年6月4日~7月31日に発表した76回の「記録的短時間大雨情報」のうち、基準に達してないのに発表したケースが33回あったと発表しました。この中には、7月2日の夕方に宮城県大崎市西部に発表された事例も含まれていました。雨量の基準は1時間100ミリですが、実際は約80ミリの雨が解析された段階で発表していたということです。

言わば基準未満の「見切り発車」となりましたが、気象状況はどうだったのでしょうか。

7月2日の宮城県は、高気圧に覆われていたものの、気圧の谷の影響で昼前から局地的に積乱雲が急発達し、土砂災害に対する大雨警報や洪水警報が出ていました。大雨災害の危険性が急激に高まっていた状況と言えそうです。

2025年7月2日午後4時の雨雲の動き

出典:気象庁

雨雲の動きなどの画像

原因は、雨量の解析精度向上のため、2025年6月4日に更新したプログラムの誤りで、速報版解析雨量を過大に算出していました。現在は一旦、変更前のプログラムに戻っていますが、改修・検証が完了し、2月16日午後1時から運用を再開する予定です。