雪をもたらした寒波の影響で静岡県伊東市では、各地で給水管が破損し業者が修理を急いでいます。市は週末に断水は解消するとの見通しを示しましたが、市民生活だけでなく地域を支える観光業にもダメージを与えています。

伊東市のペンションの脇で業者が修理していたのは水道管。いま伊東市では同じような光景があちこちで見られます。

<修理業者>
「きょう2月11日だけでも午前中だけで2,3件。いま待ちの状態です」

破損した水道管修理の依頼が殺到しているのです。
伊東市では今週に入って各地で給水管が破裂し漏水するケースが相次ぎました。

原因は雪をもたらした寒波。
そもそも老朽化した給水管の多い伊東市では凍結した給水管が破裂する事態がこのタイミングで相次ぎました。各地で断水が相次いだため、市は11日も市内11か所で給水所を設置していて、水を汲みに来る人の姿が見られました。

<給水に来た人>
「水道大切です」「(水が出ないのは)ストレスです。大変です。家族もいますので」

断水の影響を強く受けているのが観光業の人たちです。

<奏の森リゾート 冨岡真一郎マネージャー>
「今、2つエラーが出ているんですけども、水位が低くなってしまって、送水ポンプが止まっている状態です」

こちらの観光施設では断水の影響で急遽、11日の営業を中止しました。断水が完全に解消されるまで新たな客を受け入れるのは難しいと話します。

<冨岡マネージャー>
「水はある時にありがたさを正直感じないこともあるが、なくなってみて大切なものだと痛感している」

<青島悠記者>
「伊東市役所にある水道課です。今日11日は祝日ですが、断水被害がつづいているため、職員が対応を続けています」

市の担当課は休日返上で対応を続けていてこれまでに断水の恐れがある世帯は最大5000から1890世帯にまで減少。今月14日の土曜日までに断水は解消しそうだとの見通しを示しました。

<伊東市水道課 佐藤純課長>
「市民の方だったり、外から宿泊される方で心配の声も電話の方でかかっている中で、本当に大変申し訳ない状況なんですけれども、しばらく復旧の方を待っていただきたいと思います」

祝日の観光地を直撃した断水。市は完全に復旧するまでは引き続き節水に努めるよう呼びかけています。