体長10ミリの虫と戦う学芸員 アイデアで博物館を守れ

貴重な道民の財産を守りたい… 高橋さんが出したアイディアが。

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高橋佳久学芸員
「(これは何ですか?)シミがツルツルしたところを登れないっていう。下から登ろうとするとロッククライミングのような感じで、反り立ってるん ですよね。資料に シミがアクセスできないようにする」

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住宅用の断熱材に ペットボトルの底を、4つ取り付けただけの装置。

高橋さんは長年の研究で、ニュウハクシミが、ガラスやプラスチックなど、表面がツルツルしたものが 苦手なことを突き止め、この装置を開発しました。

これを台にして、床と紙資料を離して保管することで、虫が上がって来られず食害を防ぐ仕組みです。

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市販の安い材料で作ることで、全国の博物館でも取り入れやすくしました。

高橋さんは、この装置の開発で、若手研究者に贈られる科学賞を受賞。害虫と戦う、全国の施設で役立ててほしいと願っています。

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高橋佳久学芸員
「文書資料や紙資料というのはやはり一点モノですから、その時代、その地域にあった歴史、そういったものが奪われてしまう可能性につながってしまうので、それを防ぐことは学芸員としてきちんとやっていく価値が十分にあるのではないかと
 思っている」