「変な清々しさ」…民主党政権幹部の落選と世代交代

一方で、源島准教授は今回の選挙結果に「変な清々しさを感じている」とも語ります。

「民主党政権だったときの幹部が全部ほぼ落ちました。野田代表ぐらいですよね、残ったのは。海江田さん、枝野さん、小沢さん、ベテラン議員が軒並み落ちた。彼らが、民主党政権を内部分裂させて、しかも政権途中から内部分裂って、普通あり得ないわけです。分裂したものをもう1回再統合して政権交代を果たしていくことに、この10数年失敗し続け、自民一強時代を到来させた責任は大きい。それが、自分たちの落選をもってその責任を取るというのは清々しいなと思ってしまって」

そして、残った中堅・若手議員に期待を寄せます。

「幸か不幸かわからないけど、中道は原発とか安保を容認してしまった一方で、国民民主党は元々それらの政策は認めるべきというスタンスだったので、政策の違いはなくなりつつあるわけです。それをうまく味方につけて、連携をとって、もう1回、中道と国民民主党が大きくまとまっていかないと、選挙で勝てないというか、政権交代は無理だろうなという風に思うんですね」

「民主党ができた時も、社会党の幹部だった人たちを排除の論理で切り捨てて、比較的中堅、若手の社会党の人たちが主導して民主党を結成したのとちょっと似ているんです。世代間対立というか、ずっと要職に居座っていた幹部たちを切り捨てて、若い人たちでもっと世論に支持される政党を作っていくみたいな、そういう時期に来ているのかなと思ったんですよね」