金融の問題ですが、ご承知のように政策金利を上げてもなかなか円安が止まりません。ということは、本来ならば政策金利を上げたら円高にならなきゃいけない。これは円に対する信頼と、国債に対する信頼がなくなっているためです。市場は、例えば10年物の国債が2.2%に近づいたり、30年物が4%を超えたりというのは、明らかに市場のある意味の警告だと私は感じています。

そういった面で、金融の問題についても国会議員はなかなか関心がないんですが、ここら辺も『金利のある社会』あるいは世界のために、今からしっかり考える必要があると思います」

財政と外交への強い危機感が示されましたが、村上氏の視線は足元の国内政治にも向けられています。後編では、衆院選で議論を呼んだ「消費税減税」への見解や、自民党の党運営のあり方について、ベテラン議員としての率直な考えをお伝えします。

(後編へ続く)