大分県内で21日、新たに2888人が新型コロナウイルスに感染。過去最多を記録した8月に迫る勢いで感染が急拡大しています。
年代別の陽性者数は、0歳が18人、1~4歳が130人、5~9歳が266人、10代が543人、20代が285人、30代が395人、40代が440人、50代が294人、60~64歳が110人、65~69歳が90人、70代が155人、80代が113人、90歳以上が49人です。
このうち、重症化リスクの高い発生届対象者は485人で、7人が中等症と診断されています。1日の感染者数としては、17日連続で前の週の同じ曜日を上回っていて、過去最多を記録した8月17日の3025人に迫る勢いで増加しています。
新たなクラスターは高齢者施設と医療機関であわせて5件確認されています。また、県内で高齢者7人が死亡し、新型コロナに伴う死者数は454人となりました。
一方、県によりますと12月12日から18日の1週間、インフルエンザの患者数は15人で、前の週と比べて9人増えました。今年は新型コロナとの同時流行が懸念されていて、県はワクチン接種など早めに対策を講じるよう呼びかけています。