「本当の苦しみ分かっていない」事件後10年も…謝罪なく賠償も支払われず

 和歌山県紀の川市に住む森田悦雄さん(77)。2015年2月5日、最愛の息子を亡くしました。

 (森田悦雄さん)「ほんまに悔しい思いをしてるやろって言って、いつも話をしてるんですけどね」

 当時小学5年生だった森田さんの次男・都史くんは、自宅近くの空き地で1人で遊んでいたところ、刃物で刺され殺害されました。刺された箇所は頭や肩など10か所以上にのぼりました。

 逮捕されたのは近所に住んでいた中村桜洲受刑者。中村受刑者は殺人罪などで懲役16年を言い渡され服役しています。

 (森田悦雄さん)「子どもの無念さをひしひしと感じていました。(受刑者は)本当の苦しみっていうのは、わかっていないやろうなと」

 事件から10年が過ぎても中村受刑者から謝罪はなく、民事裁判で認められた約4400万円の賠償についても支払われていません。