関西のサッカー情報を中心に扱うMBSのJリーグ応援番組『KICK OFF!KANSAI』。宮崎キャンプ取材で、セレッソ大阪のMF・中島元彦選手に加地亮さんがインタビューして、本音を引き出した。「自分が上に行くか、平凡な選手で終わるかの分岐点」と百年構想リーグは不退転の覚悟で臨む。

▼セレッソ大阪の“遅咲きエース候補”にインタビュー
 
 アカデミー育ちの26歳。アーサー・パパス監督に欠かせない存在として「試合中に『ホンマに無理やから代えてくれ』と言ったら『代えられへん』と言われた」という。

 昨季はFW、トップ下、ボランチを務め「なんでも屋だと思う」。ポリバレントな能力を重宝される理由は「小さい頃から武器がなかった。技術とサッカーIQでやるしかなかった。大人になって生きてきた」と自ら分析した。

 小学生からセレッソ一筋で2018年にトップ昇格を果たすも、3シーズン連続でリーグ戦の出場はゼロ。加地さんから当時の心境を問われると「どれだけ活躍しても引っ張られない。『なんでこんな下手やのに』と言ってしまっていた。他人にベクトルが向いていた」

 その後、アルビレックス新潟やベガルタ仙台へ期限付き移籍。チームの中心となったことで、若手時代の過ちを見つめ直した。「失いかけていた自信が全部かえってきた。セレッソの時はベンチに入れるか、たまにスタメンかぐらいだったけど中心になったことで見え方も変わってきた。練習の振る舞い方や意識も変わってきた」と、成長につながった。

 チームの大黒柱MF香川真司選手も「もっと確立できるものが彼にはある。今年はどれだけ自分がやるか元彦自身がこだわらないといけない。もうひとつランクを上げてほしい」と期待する。本人も「自分が上に行くか、平凡な選手で終わるかの分岐点」。

 今シーズンに強い思いを持って、まずは2月7日の開幕戦、ガンバ大阪との大阪ダービーに臨む。

(MBS「KICK OFF! KANSAI」日曜深夜0:55-1:25放送 2026年2月1日(日)収録より)