騒音トラブルを巡り、同じアパートに住むベトナム国籍の男性を殺害した罪などに問われている男の裁判員裁判が始まりました。

 起訴状によりますと、住居不定の無職・山本隆司被告(51)はおととし2月、滋賀県東近江市のアパートで、下の階に住むベトナム国籍のグェン・トゥアン・アンさん(当時35)の首付近を、包丁で複数回突き刺して殺害したなどの罪に問われています。

 2月3日に行われた裁判員裁判の初公判で、山本被告は起訴内容を認めました。

 弁護側は「犯行当時、被告は心神耗弱状態で責任能力がなかった」と主張。

 一方、検察側は「事件の前の月に大きな音で音楽を鳴らしているなどアパートでの騒音トラブルが事件の背景の1つであるが、行為の一貫性から責任能力に問題はない」などと指摘しました。