衆院選は投票日まであと6日。異例の短期決戦となる中で迎えた公示後初の土日に、候補者たちは選挙区を駆け回っています。

熊本県内4つの選挙区の中で最も有権者が多い熊本1区では、序盤情勢で自民の前職が優勢と報じられる中、各陣営が懸命に支持拡大をはかっています。

参政党 高井千歳 県連会長「集めて配るより、まずは減税。まずは減税を訴えています」

参政党・新人の山口誠太郎候補は、熊本市中央区の住宅街を中心に沿道から声援を受けながらの演説。

車の中からの応援の声「頑張ってねー誠太郎さん」

山口候補は税理士事務所での勤務経験を生かし、税負担の課題に積極的に取り組むと訴えています。

参政・新人 山口誠太郎 候補「消費税を減税して、インボイス制度を廃止し皆さんが自由に使えるお金。企業の方々が、しっかりと給与、従業員の方々の給料を上げて、そして設備投資のできる環境を作っていくことがまずは大事だと考えております」

また、自身も3児の父親だとアピールし、国民目線で子育て世代に向けた政策に取り組めると強調しました。

「こちら衆議院会館です」

官房長官を務める自民党・前職の木原稔候補は、この土日も公務で選挙区入りできず、画面越しに東京から支持を訴えました。

自民・前職 木原稔 候補「大改革は安定した政治基盤と国民の明確な信任があってこそ実行できる。日本列島と熊本を強く豊かに。私は官房長官として、日本、熊本を守っていくことを約束する」

ただ、街頭での演説は音声だけです。

自民党 松村祥史 参議院議員「本人は不安で仕方ないんですよ。自分で選挙なので自分で顔を見て、握手して政策を訴えたい」

木原候補は、経済安全保障の観点から情報管理体制の強化の必要性も強調しました。

自民・前職 木原稔 候補「日本はスパイ天国と言われている。スパイ防止法の制定もやっていきたい」

そんな本人の代わりに選挙カーに乗り込みマイクを握るのは、自民党の県議たちです。

自民党 南部隼平 県議「みなさん、こんにちは。木原稔、木原稔の遊説カーでございます。元気な熊本を守っていくには木原稔が必要でございます」

遊説でも実績を猛アピールです。

「内閣官房長官、木原稔」
「働いて働いて参ります」

住宅街を走り回り、支持を訴えました。

インフルエンザに感染し療養中だった中道改革連合・新人の鎌田聡候補は、おとといから街頭での活動を再開しました。連合関係者の集会には、立憲、公明、国民、社民の県組織の幹部が揃いました。

公明党 城下広作 県本部代表「アウェイ感を感じているが、アウェイではない。仲間だ」
中道・新人 鎌田聡 候補「これから猛追をかけていきたいので、どうぞよろしくお願いします」

鎌田候補は午後から、代名詞ともいえるマラソン遊説も再開しました。

そして、きのうは――

立憲民主党 蓮舫 参議院議員「今やるべきは何か。それは選挙より生活、生活のための予算」

立憲民主党の蓮舫 参議院議員も応援に熊本入りしました。

「がんばれ!がんばれ!鎌田」

夕方の演説会には、公明党関係者を中心に広場を埋めるほどの支援者が集まりました。

鎌田候補は政治の信頼を取り戻すと言葉に力を込めました。

中道・新人 鎌田聡 候補「政治の信頼を失って公明党が別れるきっかけとなった政治と金の問題何も手をつけない。こういった問題にしっかりと議論をして改善をしていく。そういった政治が今必要なんですよ」