過熱するシールブームの立役者「ボンボンドロップシール」。人気のワケとは?

 大阪市内の雑貨店。子どもから仕事帰りの会社員まで、お客さんがこぞって求めていたのは…つやっとした表面、ぷっくりとした立体感が特徴の「ボンボンドロップシール」。

 1シート500円ほどでおととし3月に発売され、去年12月末までにシリーズ累計出荷数が1500万枚を超える大ヒット商品です。

 背景にあるのは去年から続く「シール集めブーム」です。大人から子どもまで女性を中心にシール交換が大流行。どの店でもシール売り場には人が殺到するようになりました。

 その中でもボンボンドロップシールは、SNSで次々と投稿されたことで人気に火がつき、全国の販売店で欠品が続く事態に。1月27日、アパレル大手「しまむら」では、予定していたシールのオンライン予約販売がアクセス集中により中止に。まさに社会現象となっているのです。

 取材した「シール&ラブブ&カードショップ絆」でも、ボンボンドロップシールを扱う棚だけが空っぽです。先週ボンボンドロップシールの入荷情報をSNSにあげた途端、店の前には100人を超える行列ができたといいます。

 なぜ、数あるシールの中でボンボンドロップシールがここまで人気なのでしょうか?

 (シール&ラブブ&カードショップ絆 堀越大輝オーナー)「SNSの影響は無茶苦茶大きいのと、Z世代の方にむちゃくちゃ刺さっていると思います。覚えやすい『ボンボン』というので一気に浸透して、人気なキャラクターとかもあって、ダントツで人気だと思います」

 このボンボンドロップシールを開発したのは大阪市の文具メーカー「クーリア」です。

 (クーリア・開発部 山崎菜央さん)「本当にここまでは想定していなかったです」

 開発者のひとり、山崎さん。誕生のきっかけは…

 「今までのシールのノウハウを生かして作られたシールになってるんですけど、2層印刷で奥行き感が出るんじゃないかと思って。デコパーツみたいなシールを作りたいという思いから開発しました。見た目があめ玉みたいにツルツルツヤツヤしているので、そういうものをイメージさせる言葉になっています」

 もともと未就学児や小学校低学年をターゲットにしていましたが、今では20代や30代など幅広い世代から愛される商品に。

 過去にない大ヒット商品誕生に社内も大盛り上がりだといいますが、次に手がけるのは…動物のおしりをモチーフにした立体的なシール、通称「おしりシール」です。

 (クーリア・開発部 山崎菜央さん)「『(おしりを)シールにもつけてみたら可愛いんじゃないか』というアイデアを出してくれて、そこから開発にいたりました」

 止まらないシールブーム、次はどんな「かわいい」が生まれるのでしょうか?