山梨県南部町で見た目はかわいい「ある動物」による農作物などの被害が相次いでいることが分かりました。
この動物は生態系に悪影響を及ぼすおそれがあり、山梨県内の捕獲数がこの10年で大幅に増加しています。

切り裂かれた袋。この仕業は…


被害に遭った佐野保さん:
穴がないんだけど、どこから入ってくるかわからない。これが破かれた袋。
この養殖場では数年前から物置に保管してあるアユのエサが食い荒らされる被害が相次いでいました。
今年も金額でおよそ4万2000円分の被害がありました。

そして、散乱するミカンの皮。

隣の畑ではミカンやキンカンの実が食べられる被害も確認されています。
このため佐野さんは役場から捕獲用の檻を借りました。