大分県内で20日、新型コロナウイルスについて2049人の感染が確認されました。県は今の新型コロナの感染状況を「第8波」と発表。11月以降の感染者数は3万8000人に上ります。

年代別の陽性者数は、0歳が15人、1~4歳が63人、5~9歳が153人、10代が373人、20代が183人、30代が281人、40代が343人、50代が232人、60~64歳が82人、65~69歳が62人、70代が120人、80代が96人、90歳以上が46人です。

1日の感染者数が2000人を超えるのは先週水曜日以来6日ぶりで増加傾向が続いています。また60代以上の患者6人が亡くなり、県内の死者は447人となりました。クラスターは11件確認されています。

広瀬知事「年末年始にご家族や友人と安心して過ごすためにも基本的な感染対策の徹底してほしい」

感染拡大を受けて広瀬知事は改めてこまめな換気や移動前後の検査など注意を呼び掛けました。20日の病床使用率は47.5%と上昇。県は感染力がより強いBQ.1への置き換わりなど状況次第では第8波の規模拡大が懸念されるとしています。