大阪府と市は1月21日に違法オンラインギャンブル対策の啓発を目的に大学生や高校生など若年層をターゲットとした動画を公開しました。

 しかし、公開後に動画をめぐってSNS上で、「依存症は病気にもかかわらず、精神論などで克服できるものとして描かれている点に疑問がある」「依存症の人への偏見が増す」など批判の声が上がっていました。

 こうした状況を受けて、大阪府と市は1月28日午後7時半ごろに動画の公開を一時停止しました。

 大阪府と市によりますと、動画は高校生を主人公とし、オンラインカジノ等に熱中し、その後回復していくという話で、「桃太郎」をオマージュしたアニメーションで、オンラインカジノなどが違法であることやギャンブル等依存症などについて、相談する場所があることを知ってもらうことが狙いだったということです。

 また、大阪府内の高校3年生を対象に、動画を見た後の意識調査も任意で行っていましたが、動画の一時停止に伴い、意識調査も実施を停止するということです。

 大阪府と市は今後、専門家や医療関係者などに意見を聞き、対応を検討するということです。