増え続ける「自殺願望」持った若者 どう向き合う?

今回、ある中学校のカウンセリングにカメラが入ることが許された。

この日、訪れたのは中学2年生の少女。同級生からのいじめがきっかけで、今も死にたい気持ちが湧き出てくるという。

安永さん
「今どう、夜は寝れてる?」
中学2年生の少女
「うん」
安永さん
「食事は?」
中学2年生の少女
「うん」
安永さん
「今日もちょっとコンディション計ってみてもいい?」
中学2年生の少女
「うん」

相談に来る少女たちの多くは、自分の気持ちを言葉にすることが難しい。安永さんはいつもカードを使って、その日の状態を確認する。

少女が選んだのは、どれもネガティブな言葉のカードだった。

安永さん
「こういう経験があるの?悪口を言われた?陰で?」
中学2年生の少女
「急に『死ね』とか書かれて」
安永さん
「当時相談できたの、誰かに?」
中学2年生の少女
「友達」
安永さん
「今学校に来ると、また消えてしまいたくなるという気持ち、はっきりと自分でもわからない?」
中学2年生の少女
「うん」
安永さん
「何となく気持ちがムクムク出てくるっていうことなの?」
中学2年生の少女
「うん」

自殺願望のある若者のカウンセリングは、1年半で8件と増え続けている。

安永さんは少女の状態を慎重に見極め、休むように伝えた。