「自分のことを大切にしてほしい」性的非行に走る少女への思い

少女たちの中には、虐待などの辛い経験から自分を大事にできず、性的な非行に走るケースも少なくない。

次に訪れた中学1年生の少女は、自傷行為がもとでカウンセリングを始めたが、のちに不健全な性行為に及んでいることがわかった。

安永さん
「前回、別に好きでもない人とエッチしたって言ってたじゃないですか?」
中学1年生の少女
「この前、誘われたんですよ、そいつから」
安永さん
「ほら言ったやろ、ぜったい来るよって。もう1回やらせてくれると思うから」
中学1年生の少女
「(自分は)そんなガッツリ言えないタイプ」
安永さん
「そこのハードルを上げていきたいなと思う。自分のことを大切にして欲しいから。今、性行為したらその後、どういうことが自分に降りかかってくるか、これからも一緒に考えていきたいなって思うよ」

この日、安永さんは命の大切さを伝えるため、地域にある別の中学校で講演を行った。

安永さん
「SNSの中傷・誹謗、目を背けたくなるような暴言の数々、下着を脱がして動画で晒すことまで、性犯罪も受けてました」

講演では性に関する踏み込んだ話も。

安永さん
「射精をする前に外で出せば大丈夫だと思う、それアウトですからね。妊娠はします。あなたのすべてを、この小さな命に捧げるなんてことは、中学生のみんなが背負えるのか。中学生の時しかできないことをいっぱい楽しむことが、みんなの責任であり権利なんです」

「大事な知識は無いのに性的な行動だけして、被害者になった、加害者になった。大人はびっくり。性の問題は他の非行問題と違って、すべての子供は避けては通れない。家庭からもしっかりと、幼少期から始めてほしい」