火災を逃れた酒蔵と再開までの長い道のり

火は店の目の前まで迫っていた。

「日吉酒造店」日吉童子さん(47)
「火の手は真横で止まったんです。本当に手前で火は止まったっていう感じですね」

店は残ったが、地震で酒蔵は全壊。営業再開までは長い道のりだった。水道が復旧したのは震災から5か月が経ったころ。電気はさらに2か月遅れ、7月末にやっと復旧した。

「日吉酒造店」日吉童子さん(47)
「それから試験的に営業していったんですが、店できなかったり、お休みしたり。ようやく一定数、日数を決めて営業できる形にやっとなってきた」

震災から1年が経ったころ営業を再開。日吉さん一家は震災後、住まいを失い金沢へ避難したため、いまは金沢と輪島を往復する生活だ。子どもが金沢の学校に通うため二拠点生活を続けている。

「日吉酒造店」日吉童子さん(47)
店に置いてある酒は全て能登の酒