27日公示された衆議院選挙。関西の選挙区でもその構図が大きく変わっています。

 兵庫県尼崎市を選挙区とする兵庫8区。2000年の総選挙以降、民主党政権が樹立した2009年以外はすべて公明党が議席を獲得していて「公明党の牙城」ともいわれてきました。

 しかし、自民党との連立を離脱した公明党が5回連続で当選してきた候補者を取り下げ、自民党が30年ぶりに候補者を擁立するなど前回から構図が大きく変わっています。

 27日午後4時までに立候補を届け出たのは5人です。

 ▽自民党公認の新人・青山繁晴さん(73)
 ▽中道改革連合公認の新人・弘川欣絵さん(50)
 ▽共産党公認の新人・板東正恵さん(45)
 ▽日本維新の会の前職・徳安淳子さん(64)
 ▽れいわ新選組の新人・長谷川羽衣子さん(44)

 参議院議員からのくら替えで立候補した自民党公認の新人、青山繁晴さん(73)。これまで献金を1円も受け取ってこなかったとしてクリーンな政治を訴えます。

 (自民・新人 青山繁晴候補 73)「政治資金集めパーティーも一切開きません。兵庫8区、尼崎に骨をうずめて頑張るようになってもそこの基本はなにも変わることはない」

 新党「中道改革連合」公認で新人の弘川欣絵さん(50)は、食料品の消費税を恒久的にゼロにするなど物価高対策を訴えます。

 (中道・新人 弘川欣絵候補 50)「平和のために私は力の限り頑張っていきたい。皆様のために生活者ファースト、生活者の皆さまのために頑張っていきたい。どうか、この大好きな尼崎から国政に送って下さい」

  共産党公認で新人の板東正恵さん(45)は消費税を減税し大企業や富裕層の課税を強化すべきだと主張します。

 (共産・新人 板東正恵候補 45)「この間、止まることのない値上げのラッシュ。物価高だと思うんです。消費税の減税、賃金アップ、この実現で皆さんの暮らしをしっかり支えていく」

 前回、比例復活した維新公認の前職・徳安淳子さん(64)は自民党との連立で実現した3か月間の実績をアピールし、小選挙区での勝利を目指します。

 (維新・前職 徳安淳子候補 64)「給食費の無償化、そして授業料の無償化と取り組みを進めてまいりました。連立を組んでる与党の一翼を担っています。やろうと思えば前に進めることができるんです」

 れいわ新選組公認で新人の長谷川羽衣子さん(44)は、命と暮らしを最優先にする政策が最重要課題だと訴えました。

 (れいわ・新人 長谷川羽衣子候補 44)「あれだけ精力的に全国を駆け回ってきた山本太郎が、こんな病気だと誰が想像したでしょうか?命と暮らしを最優先にした政治を、ここ兵庫8区、尼崎から実現するために、皆さんとともに全力で戦ってまいります」

 今回の衆議院選挙は、解散から投開票まで戦後最短のわずか16日という異例の短期決戦となります。

 衆院選の投票日は2月8日で即日開票されます。