「毎週チームの練習にきてくれた3年生の後押しがあった」京都工学院が昨秋のリベンジ果たす

 しかし、追い上げられても京都工学院は落ち着いていました。勢いに乗った京都成章が、自陣からでも思い切って攻めようとするところを集中力の高いディフェンスで大きなチャンスをつくらせません。さらに、伝統校の10番を任されたSO・小西稜晴選手の左足から繰り出される伸びるキックで確実にエリアを確保していきます。

 そして後半28分には、敵陣の深い位置からFWで連続攻撃をしかけてダメ押しのトライ。20対7として勝負を決定づけました。

 京都成章も試合終了間際に1トライを返しますが、反撃もここまで。京都成章に一度もリードを許さなかった京都工学院が、去年秋の大会のリベンジを見事に果たして、京都1位で近畿大会のシード権を獲得しました。
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 京都工学院・大島淳史監督が「3年生が見守る中でよく雪辱を果たしてくれた。3年生は、(花園の予選で)敗れた後も、毎週チームの練習にきてくれた。その(3年生の)後押しがあったからこそ、今日は相手を上回ることができた。近畿大会では、京都1位というプライドを持って優勝を目指して頑張りたい」と話すと、敗れた京都成章・関崎大輔監督は「チームの仕上がり具合を考えると、40点ぐらい(差を)開けられると思っていたが、選手たちがよく頑張ってくれた。この差なら十分挽回できると思っている。近畿大会に向けて、自分たちの課題や武器を整理して、さらに強化を重ねていきたい」と、近畿大会での雪辱を誓いました。

 決勝戦に先立って行われた3位決定戦では、同志社が26対14で洛北を下して近畿大会の出場権を獲得しました。

 地元京都で2月中旬から開催される近畿大会では、京都工学院はシード校として2回戦から、京都成章と同志社は1回戦から登場します。