22回目を迎えた「坊っちゃん文学賞」の表彰式が行われ、大賞には愛知県のフカミエミコさんの作品「読書完走文(どくしょかんそうぶん)」が選ばれました。
愛媛県松山市の子規記念博物館で開かれた「坊っちゃん文学賞」の表彰式、今回の応募には過去最多となる9900点のショートショート作品が集まりました。
最終審査を通過した6作品の作者のほか、ことし新たに設けられた「小学生特別賞」の受賞者、合わせて7人が出席する中、審査委員長を務める田丸雅智さんが大賞を発表しました。
(田丸雅智さん)
「栄えある第22回坊っちゃん文学賞大賞作品はフカミエミコさんの「読書完走文」に決定しましたおめでとうございます」
大賞に輝いた愛知県在住のフカミエミコさんの作品、「読書完走文」は、片手に持った本を読みながらコースを走る架空の競技に挑む大学生が、自分の過去や家族と向き合い成長する物語です。
(フカミエミコさん)
「日々の生活においてもきっとつまずいたり転んだりすることがあると思います。でも人にはまた走ろう、また歩こうと前に進もうとする力が、ゆるぎない力があると思います。この作品を通じてそのメッセージを伝えられたらうれしい」
(田丸雅智さん)
「読書感想文という誰しも聞いたことあるような言葉で行われた言葉遊び系の作品。骨太のアイデア、ダイナミックな展開そしてドラマ。これが素晴らしかった。あとはラストも素晴らしかった。作中で触れられてきたものがすべて絡み合う」
受賞した7作品は、市のホームページに公開されるほか、大賞を受賞した「読書完走文」は文芸誌「ダ・ヴィンチ」に掲載されます。
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