この4年間でチームが強くなった点について、小笠原コーチは「自分たちでちゃんと選択をして、強い意志を持って突き進んできている」ことを挙げる。カーリングはゲームの中でコーチが出る場面が少なく、選手が自分たちで戦略を決めていく。「選択とか、決めるとか、覚悟を持ってやる」という点が非常に培われたと分析。さらに、チームの強みは「粘り強さ、強い気持ち」だとし、一度世界選手権で思うような結果が出なかった後も、「目指すところは、その先のオリンピック」という強い揺るぎない信念があったことが、今の日本代表の結果に繋がっているという。
船山コーチもまた、チームの強みは「まさに粘り強さ」で、それが周囲にも伝わっていることが嬉しいという。「目標がみんなで共有されていて、そこへのイメージがみんなができている」ことから、「何があっても、意見が分かれたとしてもちゃんとゴールが見えているから、そこに向かって話し合いがまとまる」。このチーム力の高さで五輪への切符を掴み取った。
肉体面では具体的な強化として、チームはクラシックバレエのストレッチを取り入れている。目的は単なる柔軟ではなく、カーリングに必要な『固める部分』と『緩めて使う部分』を意識し、「動きの中でちゃんと自分の体をコントロールして使う」ことだと船山コーチ。アンバランスで独特なカーリングのフォームにおいて、「その日の体のコンディションを使って良いパフォーマンスをしていくっていうところをみんながちゃんとできてきてる」と、成果に繋がっていることを明かした。

















