室内の温度差に注意!「コールドドラフト現象」とは?

南波キャスター:
そんな寒い日に注意が必要だというのが、「コールドドラフト現象」です。

熱工学に詳しい山梨大学大学院・鳥山孝司准教授によると、空気の性質として、暖かい空気は軽く、冷たい空気は重いため、暖房で温められた空気は部屋の上にいきますが、「窓際で冷えた空気」は床に沿って下に溜まってしまいます。

暖房をつけているのに「足元が寒い」という状況を「コールドドラフト現象」といいます。

実際の温度差はどのくらいあるのか、住宅設備メーカー「LIXIL」のショールームで体験してきました。

Nスタのスタッフが体験させてもらったのが、現在、日本の約7割の住宅が該当するという建築基準で作られた部屋。(※LIXILによると)

Nスタスタッフ
「足元の方が少し冷えてきたなという印象です」

部屋に入ってわずか1分ほど。足元に寒さを感じ始めます。

サーモグラフィーの映像で見てみると、確かに床はすこし冷えています。頭の高さは「23℃」ですが、足元の温度は「20℃」。同じ部屋の中で「3℃」の差が出来ていました。

さらに、窓の近くでは温度が下がりやすく…

LIXIL 住まいStudio東京 古溝洋明 館長
「窓で冷やされた空気がすーっと降りてくる」

窓の近く、顔の高さでは「23℃」。一方、足元では「16℃」。「7℃」の温度差が出来ていました。

日比麻音子キャスター:
数字で見ると全然違いますね。私も家の中ではスリッパや靴下を手放せないです。

蓮見孝之キャスター:
温度差を見ると、例えば、はいはいするお子さんと、我々大人が感じる温度差は結構あるんだなと感じました。

南波キャスター:
体が冷えると、血管が収縮され、血圧が高まることから「冷え症」や「免疫力の低下」だけでなく、慢性的に血行不良が続くと「脳梗塞のリスク」などもあるといいます。