▼姫路が誇る駅弁の老舗『まねき食品』 食の都・パリに進出

 姫路駅のホームでそばや弁当を販売する「まねき食品」。1889年、日本で最初に「幕の内弁当」を販売したことで知られる老舗です。

 去年11月、まねき食品では新しい取り組みに向け「ちょっと特別な弁当」が作られていました。鳥の照り焼きや、唐揚げ、西京焼き…そしてすきやきも。その「新しい取り組み」というのが…

(まねき食品・竹田典高社長)
「日本人ではない方が運営をして本当においしくない日本食を出されていることに憤りもありまして、日本のきっちりした本物を食べて頂きたいという思いが強いです」
「(Qどこの国にいったんですか?)それが、フランスのパリでございます」

 食の都ともいわれるフランスのパリに出店するのです。

 ちなみにフランス語で弁当は「BENTO」。日本語がそのまま使われていて、馴染みのある存在なんだとか。

(仁熊邦貴記者リポート)「フランス・パリの一等地に日本の弁当店がオープンしました。多くのお客がさっそくお弁当を買い求めています」

 店はあのルーブル美術館の近く、パリの1区に構えました。

 用意したメニューは7種類。開店直後に列ができるなど、出だしは好調のようです。

(フランスの客)「和牛すき焼き弁当をお願いします」

 さて舌の肥えたパリの人たち。日本の老舗の味はどうでしょうか。

(客)「素晴らしい、サクサクしていて本当に美味しい。この地域にこんな店があるのは嬉しいですね。パリにはいま、ホンモノでない日本料理店がたくさんあって本当に美味しくない。これは本物の弁当!本物の日本料理です!」

(客)「通りかかったのですが、とてもステキですばらしいと思いました。私は唐揚げが大好きです」

(客)「オイシイです。早く味わってみたいし、間違いなく常連になるつもりです」

 気になる弁当の価格は15ユーロ前後。日本円でおよそ2800円と少々高い気もしますが、フランスではランチ代は15ユーロから20ユーロだといい、平均的な価格に設定されました。

(竹田社長)「日本で130年やってきていますので、日本のプライドを持って提供したい。また商品に関してはこちらのお客様の反応を見て色々チャレンジしていきたいなと思っております」

 日本の老舗の味は受け入れられるのか。まねき食品はパリで年間2億円の売り上げを目指すということです。