高市総理が地元・奈良で見せた「したたかなもてなし」

対する日本側、高市総理も負けてはいません。総理は自身の「政治の師」である安倍晋三元総理がプーチン大統領を地元・山口に招いたように、李大統領を故郷・奈良へ招待しました。

法隆寺の案内や、奈良市内のホテルでの自らのお出迎え。さらには、かつてバンド活動をしていた大統領の希望に合わせ、総理自らもスティックを握りドラムで共演するというサプライズまで演出しました。仏教文化が朝鮮半島を経由して奈良に伝わったという歴史的背景を活かしたこの「奈良外交」は、友好ムードを盛り上げる舞台装置としてこれ以上ないものでした。

かつて日本を「敵性国家」と呼び、厳しい姿勢を見せていた李大統領が、滞在中終始なごやかな表情を見せていたのは、高市総理の「したたかなおもてなし」が功を奏したと言えるでしょう。