実久さんと別れの時が「いつかそっちの世界に行った時また遊ぼうな」

【画像⑦】秋山隆志さん

状態が安定していた実久さんでしたが、事故から9日目を迎え時、容態に変化が出始めました。

(秋山隆志さん)
「実久の心臓から不整脈が出てきました。それを見て妻は、看護師にドクターを呼ぶように言いました」

「実久から母親への最後のメッセージです。『もう疲れた、もうええかな』と言っている様子です」

「ドクターから、『そろそろかと思います。親戚の人を呼んでください』と言われました。150ほどあった心拍数は、だんだん落ちていっています」

「とても受け入れることができないことですが、妻は実久の最後の声を聞くことができたのだと思います。30分ほどで親戚の人たちが病院に到着しました。

15時頃、実久の手を取り妻と

『一緒に実久、9日間頑張ってくれてありがとう』

『実久、今までいっぱい思い出作ってくれてありがとう』

『いつかそっちの世界に行った時、また遊ぼうな。一緒に楽しい話をしようね。またね、ありがとう、ありがとう』

何度も何度も、妻と一緒に声をかけました」

「すると心拍数が80と落ちていき、最後は20から0に。そして実久の手がだんだんと冷たくなっていました。病室に入りきないほど、大勢の病院関係者や親戚の人が見守る中、実久は亡くなりました。2014年2月7日15時17分、永眠です」