福島第一原発2号機で今春以降に計画されている使用済み燃料などの核燃料の取り出しに向けた設備の試運転が、15日報道陣に公開されました。

公開されたのは、福島第一原発2号機の使用済み燃料などを取り出す設備で、15日はクレーンの動作の確認が行われました。

1号機から6号機の燃料プールには、使用済み燃料など合わせて2800体あまりの核燃料が保管されていて、このうち2号機には、615体あります。

2号機では、今年4月から6月の取り出しを目指していて、去年12月から設備の試運転が始まっています。取り出しでは、3つのクレーンからなる設備を遠隔で操作し、燃料プールにある燃料を専用の容器に入れて共用プールへ運ぶ計画で、東京電力は2028年度の終了を予定しています。

東京電力の担当者「2号機の燃料を取り出して、もっと安定している共用プールに保管できる。福島第一原発のリスクを下げるという意味で大事な仕事」

2号機では、去年4月に燃料デブリの2回目の試験的な取り出しが行われましたが、当初、今年度中に計画されていたロボットアームを使った採取は、来年度に延期されています。