鳥取・島根で震度5強を観測した地震から1週間が過ぎましたが、震源地となった島根県東部、安来市広瀬町の復興はまだ始まったばかりです。
被害額が500万円にも上った酒造会社はようやく前を向き始めています。
大きくひびが入り下地が出てしまった壁に、倒れたままの灯篭。
最大震度5強の揺れを観測した地震の影響で大きな被害が出た安来市広瀬町。
1週間たった14日も地震の爪痕が残ったままです。
日本酒「月山」で知られる吉田酒造。
吉田酒造 吉田智則 代表取締役
「非常に重いタンクになります。お酒も入っていたので。それがちょっとずれまして、2,3センチ動いた。ここで作業をしていた人間も立っているのがしんどいくらい揺れたと言っていた」
重さ2トンのタンクが動いてしまうほど。揺れの激しさが伝わります。
吉田酒造では保管していた酒瓶が700本ほど割れ被害額は実に総額500万円。
割れた酒瓶の撤去などは先週末には終わったものの、壁に入った大きなヒビや屋根に生じたずれはいまもそのままとなっています。
幸い製造ラインなどには影響がなかったということです。
吉田酒造 吉田智則 代表取締役
「若干島根にも自粛の傾向があるという話もあるので、飲んでいただいたり島根に来ていただいて応援していただけると嬉しい」
復旧が始まったばかりなのは民家も同じです。
こちらの民家は屋根の棟がすべて落ち、瓦も大きくずれてしまったままで、先週末の強風では不安な夜を過ごしたそうです。
住民
「風が一番怖かったです。バタバタシートがはぐれるような感じだった」
来週には再び雪が降る予報ですが、屋根の修理のめどはたっていない状況です。
住民
「(雪が)降りそうなことも言っているので若干不安があります」
生活には日常が戻りつつありますが、復興への道のりはまだ始まったばかりです。














