奈良市内で行われている日韓首脳会談。両国の連携強化が重要だとする認識で一致しました。

 首脳会談の会場となる奈良市内のホテル。その向かいに建つ奈良市役所の屋上には、「歓迎 李在明大統領」と書かれた垂れ幕が。正午をすぎると、辺りに緊張感が走ります。奈良市役所でも…

 (山中真アナウンサー)「屋上にも警備の警察官が、何人も立っています」

 そして、午後0時半すぎ

 (記者リポート)「いま、韓国の李在明大統領が車から降りてきました。2人とも穏やかな表情で何かを話しています」

 1月13日の会談で両首脳は、日韓の連携強化が必要との考えを一致させました。

 (高市早苗総理)「大統領とともに日韓関係を前に進めながら、両国が地域の安定に連携して、役割を果たしていくべきという考えを新たにしました」

 これに対し、李大統領は、「めまぐるしく変わっている国際秩序の中で、両国が協力をすることはいつもよりも重要である」と応じました。

 約1時間の会談のあと会見に臨んだ両首脳は…

 (高市早苗総理)「経済安全保障の分野では、サプライチェーン協力について踏み込んだ議論を行いました」

 中国が日本に対し、レアアースなどを輸出規制の対象とする可能性があるなか、日韓両国が経済安全保障の分野で協力することを確認しました。

 一方、李在明大統領は「韓・中・日3国がともにコミュニケーションを図りながら協力していく必要がある」と、日中対立への仲介には慎重な姿勢を崩しませんでした。

 14日、両首脳は法隆寺を訪れる予定です。