雪の中から掘り起こされたのは、色鮮やかなキャベツ。福島県猪苗代町にある渡部雅幸さんの畑では、会津地方特産の雪下キャベツの収穫が13日から始まりました。

雪下キャベツは、11月下旬に実ったキャベツをそのまま雪の下で育てたもので、甘みやうまみが凝縮しているのが特徴です。糖度は、通常の倍近い10度程度になるといいます。

花雅・渡部雅幸社長「キャベツの出来は、去年の秋に天候に恵まれたので、申し分ない。大きさも味も」

一方、今年は雪の少ないシーズンに…。

鈴木夕里菜アナウンサー「こちらは雪下キャベツの畑ですが、本来はすっぽりと雪に覆われるはずですが、今年は一部むき出しの状態となっています」

今年、畑に積もった雪は、およそ15センチ。例年の半分以下となっています。

渡部雅幸社長「(雪は)決して多くないので、作業するにはすごく楽。もうちょっとだけ降ってくれればいいな」

そのため、渡部さんの畑では、雪をかきあつめた「雪室」の中で、一旦収穫したキャベツを保存しています。

渡部雅幸社長「半分以上は雪室だね。一番はうまみが強くなる。雪下キャベツよりもうまみ成分10倍と言われると、やらない手はない」

こちらの畑では、今シーズン、4万玉あまりの収穫量を見込んでいて、2月中旬まで郡山市や会津若松市の農産物直売所のほか、インターネットでも販売される予定です。