2026年の株価はどうなる?

2026年は、株価が下がりやすいと言われる「午尻下がり」の年だが、その行方はー

<過去の午年 年間騰落率>
▼2014年:7.1%↑
▼2002年:18.6%↓★ITバブル崩壊後
▼1990年:38.7%↓★バブル崩壊後

▼1978年:23.4%↑
▼1966年:2.4%↑

――年末株価で一番強気の予想をしているのは、黒瀬さん

『りそなアセットマネジメント』黒瀬浩一さん:
2026予想▼年末:5万9000円▼最高値:5万9000円▼最安値:4万8000円

「25年の反省を踏まえて強気で。企業収益の上昇分は大体5000円ぐらいだと思うが、AI革命+高市政権の政策への期待で+α4000円乗せて5万9000円」

『野村証券』小髙貴久さん:
2026予想▼年末:5万5000円▼最高値:5万6000円▼最安値:4万8000円

「26年はもう少し巡航速度になるのかなと。それでも1割の株価上昇を予想して5万5000円」

――解散報道が出て、夜間取引ですでに5万3500円ぐらいまでいっている。あと1500円ぐらいしかないが大丈夫?

小髙さん:
「選挙の部分はファンダメンタルズと少し違うので、そこは山谷あると思っているので、大丈夫」

4人の中で低めにつけたのは2人。

『SMBC信託銀行』山口真弘さん:
2026予想▼年末:5万4000円▼最高値:5万8000円▼最安値:4万4000円
「やはりAIの振幅があるだろうと思う。期待先行と現実を見に行くという局面が出てくると思うので、4万4000円ぐらいまで下押しするリスクはあるかと。上は5万8000円で見ていて、年後半にかけてちょっと伸び悩むイメージ」

『ニッセイ基礎研究所』井出真吾さん
2026予想▼年末:5万4000円▼最高値:5万5000円▼最安値:4万5000円

「AIの牽引力はさすがに26年は少しスローダウンすると見ている。これまでは、AI向け投資額は大きければ大きいほどいいというのが一般的だったが、25年後半ぐらいから『過剰投資なのでは』などの懸念が出てきた。AI関連企業の中でも勝ち組と負け組を峻別していくようなステージに既に移っているのではないか」

ただ、「上振れの余地もある」という。

井出さん:
「例えば東証の働きかけ、PBR(株価純資産倍率)改革などもあって日本の企業が前向きに動き始めている。賃上げも数年連続で続いている。26年はコーポレートガバナンス・コードの改訂があり、目玉は企業が貯め込んできたキャッシュをもっと使ってもらおうというもの。そういったことから海外投資家の日本株に対する評価が上がってきているので、もう一段上がる可能性はある」