2026年で11回目を迎えた新年恒例の相場大予想会。毎週番組で株価の予想をしている“相場のプロ”は「2026年の株価」をどう見据えているのか?

2025年「大幅上昇」の要因は?

2026年1月5日。大発会での株価は1400円を超える値上がりとなり、翌6日には5万2518円と、早々に終値の最高値を更新した。

株価はこのまま上昇するのかー

予想するのは『ニッセイ基礎研究所』井出真吾さん、『りそなアセットマネジメント』黒瀬浩一さん、『野村証券』小髙貴久さん、『SMBC信託銀行』山口真弘さん。

4人の相場のプロたちが2026年の株価の行方を占う…前に、2025年の答え合わせから。4人全員が、「日経平均株価の2025年末予想」を【4万2000円】としていたが…。

<2025年 日経平均株価>
▼1月6日(終値)3万9307円
▼4月7日(一時)3万792円
▼11月4日(一時)5万2636円
▼12月30日(終値)5万339円

――25年の予想は談合疑惑がささやかれるぐらいみなさん同じで、2000円ぐらいしか上がらないだろうとの予想だったが、結果1万円以上の値上がり。それぞれの反省の弁は?

『ニッセイ基礎研究所』チーフ株式ストラテジスト 井出真吾さん:
「2025年は5%ぐらいの上昇にとどまるかと思っていたが、結果的には26%も上昇した。背景としてまず“AIが非常に強かった”。もう一つは、“トランプ関税の影響がそれほど大きくない”というのが夏ぐらいに見えてきた。26年度は日本企業も2桁増益が確実視されていて、それを早くも8月ぐらいから織り込み始めた。例年だと年末ぐらいから翌年度の業績を見に行くが、8月と若干珍しいことが起きた」

相場のプロたちも【AI関連の成長】は想定以上だったようだ。

『りそなアセットマネジメント』チーフ・ストラテジスト 黒瀬浩一さん:
「私は企業収益の上昇分ぐらいを読んだが、それは大体当たっている。しかし年後半の上昇は、AIが“AI革命と言えるほど強力”だった。さらに加えて、“高市政権に対する期待”が日経平均で8000円ぐらいを持ち上げたと思う」

『野村証券』シニア・ストラテジスト 小髙貴久さん:
「3年連続で2割前後の株価上昇が起きるとは思わなかったし、やはり“AI関連の成長”。これほどまでに大型の投資がどんどん出てくるとは誰も予想できなかったというのが外した原因」

―AIと高市政権というキーワードが出ているが、何が一番の原因だったのか

『SMBC信託銀行』投資調査部長 山口真弘さん:
「AIと高市政権もあると思うが、“トランプ政権の政策が極端なものではなかった”というのが一番大きかったのではと思う。4月に影響が強く出て急落したが、その反動が大きかった」