“衆院解散”急浮上 大義はどこに?

小川彩佳キャスター:
選挙が続いてきましたから、「まずは目の前のことじっくり向き合ってほしい」という街の声もありました。

最新のJNNの世論調査では、高市内閣の支持率は78.1%と依然高いですよね。この高水準のうちに解散したいという思いがあるのでしょうか。もし総選挙となるにしても、一体大義はどこにあるのでしょうか。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
高市さんは今まで「物価高対策が最優先」と言っていますが、ここで解散になれば、予算の成立が遅れ、物価高対策も当然遅れることになります。

つまり、物価高対策よりも自民党の勢力を回復する党利党略なんだと言われても仕方がないと思います。

高市総理は国民民主党の玉木代表と、今年度の予算について「年度内の早期に成立させる」という合意書を交わしています。つまり、3月の早い段階で成立させるという文書で合意してるわけです。

これが解散により実現できなくなることは明らかなので、国民民主党との信頼関係もここで傷つくことになってしまいます。

藤森祥平キャスター:
高市総理は、元々12月の臨時国会が終わったときには「解散について考える暇はない」と言っていましたが、実は考えていたのか、それともその後、急に考え方を変えたのか。これはどちらなのでしょうか。

星浩さん:
そこはなかなか難しい判断ですが、私の見立てでは、おそらく12月の半ばぐらいまでは、1月23日に国会を召集し、淡々と予算審議をして3月末までに予算を通す。解散についてはその後のタイミングを狙うというスタンスだったと思います。

おそらく12月の中旬から1月の上旬にかけて、高市さんの頭の中で何らかの心変わりがあり、「ここは早期解散に打って出た方がいい」と決断したんだと思います。

藤森キャスター:
9日に“衆院解散検討”の報道が出ましたが、13日・14日は韓国・李在明大統領の来日、15日・16日はイタリア・メローニ首相の来日と外交日程がありますから、高市総理が喋る機会がなかなかないかもしれませんね。

小川キャスター:
なぜこのタイミングで解散なのでしょうか。