助手席のドアを開け「俺はあの子の父親や覚えとれよ」

【画像⑤】助手席のドアが開いた軽乗用車

隆志さんは救急隊に促され、救命活動が行われている現場から下がります。するとすぐ後ろに事故を起こした車があり、運転席には男が座っていました。

【画像⑤】は助手席のドアが開いた状態の軽乗用車

(秋山隆志さん)
「ハンドルを両手に持ち、エアバッグとシートベルトで身を守られ、かすり傷しかみられません。実久はあんな姿になっているのに」

「私は助手席のドアを開けて、『俺はあの子の父親や覚えとれよ』と叫びました」

【画像⑥】軽乗用車の運転席

隆志さんが叫んだにも関わらずに、男の様子は不自然でした。

(秋山隆志さん)
「男は顔つきひとつ変えず、焦点の定まってない目で、前を見たまま全く反応がありません」

「普通の人なら、こっちを見て謝るとか、車から降りて被害者を救護するといった行動があると思うのですが、喋ることもしませんし、全く動こうともしません。その時、私は『なんやこいつ』と感じました」

男は、車を運転する前に「危険ドラッグ」を吸っていたのです。警察は男を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕しました。