混乱が続く南米ペルーのボルアルテ大統領は、議会に対し、大統領選の早期実施を認めるよう改めて訴えました。

前大統領の支持者らによる抗議デモが激化し、緊急事態が宣言されているペルーでは、17日までに24人が死亡しています。

ボルアルテ大統領は17日、事態の収束を図るため、議会が前倒しを認めなかった大統領選の早期実施を改めて求めました。

一方、空港や幹線道路の再開で観光客の足止め状態は改善していて、ペルーの日本大使館によりますと、足止めされている日本人は20人強から「1ケタとみられる」にまで減ったということです。