「この店の雰囲気で終わりたい」40年以上続いた喫茶店 百貨店とともに店をたたむ

 百貨店の地下1階にあるレストラン街。その一角に40年以上店を構える喫茶店「クローバー」があります。

 41年前、高島屋の大規模リニューアルにあわせてオープン、ほとんど当時のたたずまいのまま営業しています。2代目オーナー・小倉健次さん(59)。父から30年ほど前に経営を引継ぎました。

 (小倉健次さん)「開店当時はすごくにぎやかでしたね。若い人が多かったですね。僕ら昔の喫茶店しか知らないですから、スマートな喫茶店はできない。こういうスタイルでずっとやっていますね」

 (客)「これはなに?」
 (小倉健次さん)「ブレンド」
 (店員)「アメリカンはもうちょっと薄い」
 (客)「薄いのは頭の毛だけでええんや」

 この男性は2日に1回は店に来ているといいます。
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―――Qこの店のどういうところがいい?
 (客)「コーヒーや。うまい。おいしいコーヒーが飲めないのはさびしいもんやで」

 (客)「子育ての時はずっと高島屋をうろうろしていたからね」
 (客)「幼稚園の帰りにお茶のみに来たりとか子どもが小さいときを走馬灯のように思い出す」

 高島屋の閉店とともに店をたたみます。

 (小倉健次さん)「(最終日は)ありがとうって花束を渡すような気持ちで接客したい。アットホームな楽しい一日を。このクローバーの雰囲気で終わりたい」